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2023年5月 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

中島美鈴著『1日3分やめるノート』(すばる舎)を読みました。概要をいってしまえば、悪習慣を断ってじぶんの時間を取り戻しましょうという内容(ワーク)なのだけど、認知行動療法をもとに、だめとわかっていてもなぜしてしまうのか、依存してしまう脳のメカニズムなんかにも踏みこんでとてもわかりやすく解説してくれているので、専門的な臨床心理学の基礎を学びたい人にもおすすめかもです。
依存症や様々なアディクションに関する要素もあるのですけど病理としてはさほど深くない、病的ではない程度の悪習慣をつづけてしまう人への指南書みたいです。

わたしもやめたい悪習慣がたくさんあって、ちょっとつよめに意識しないと、だめとわかっていてもそれをずっとつづけてしまうんです。生活に支障が出るほどではないのだけど、ぜったい健康に悪いよなあとか、精神衛生上よろしくないなあと思うこと。時間ももったいないし。
各種SNSをやめたのもそういった「時間を溶かす」大本を断つためだったのですけど、この本によると悪習慣のメリットを認識してからその代替行為を見つけることが(長期的に見て)よいのだそうで、いきなりすべてをリセットするのはけっこうな荒療治だったのかなあと思ったりもしました。でもSNSはやめてメリットしかなかったから、心底いやになってたんでしょうけど‥。
とっても面白かったというか興味深く読めたし、なにより非常にためになりました。「書く」という行為による簡単なワークができるので、書くことがおすきなかた、認知行動療法に興味のあるかたなんかにも、お手に取ってみてほしいです。

けっこう専門的なのに分類としてはビジネス書らしいですね。ふつうに心理学の専門書だと思って読んでた‥。

#読了
青森旅行があまりにもたのしくて、わたしにとって旅行ってけっこうたいせつな行事なのかもしれないとはじめて思った。体力がないしすぐに体調を崩すので元々あんまり外出が得意じゃなくて、いろいろしんどい思いするくらいなら家でゆっくりしていたいタイプだったので、そう思えたことがなんだかとってもうれしかったのです。成長したのかな。ちょっとは大人になれているのかな。

旅行っていうか、いつもの日常からちょっとだけ離れたところで、いつもの日常といつもの日常に溶けているじぶんを見つめる、みたいな、そういうのが心の栄養になるのかもしれない。旅先でたくさんの気づきもあった。単純によいものをいっぱい見て、癒されたっていうのもおおいにあります。

向こう3年の旅行計画を立てよう。まだまだ行きたいところがたくさんあるよ。一生かけてもきっと見きれないけれど、許される限り見たいと思うよ。
生きていくことにそれほど希望を持っていなかったし期待もしていなかったけれど、それが覆された。人生は夢だらけ。ほんとにね。

#旅の記録


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※5月29日スペースNo.、サークルカット追記

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6月11日開催の仙台コミケ272東京LOOP!仙台5に参加しますのおしらせです。

当日の頒布物についてですが、既刊『ひかりについての話をしよう』1冊と、ツイッターなどで公開していた卍短歌を再録したコピー本1冊、になる予定です。卍短歌コピー本は無料配布なので、ご興味あるかた、紙で読みたいかた、いらっしゃいましたらお手に取っていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

【スペース No. D32

【頒布物】
『ひかりについての話をしよう』
ドラマイ | R-18 | 文庫 | 104p | ¥400

『だれでもないだれかによせて』
卍短歌再録、コピー本 | 全年齢 | B6 | 20p | 無料配布

ほか、ポストカード(っぽいもの)2種類を用意する予定です。
ドラマイの短いおはなしが書いてあります。無料配布ですので、お気軽にお手に取っていただけたら幸いです。

コピー本をイベントに向けてつくるのははじめてなのです。試し刷りしていたらどんどんたのしくなってきた‥! じぶんのすきなようにつくれるのもたのしい。凝ったものはぜんぜんつくれないんですけど。

この記事は6月11日まで先頭固定しておきます。

#offline
waveboxに絵文字とメッセージをありがとうございます! のちほどゆっくりお返事をさせてくださいませ○

2泊3日で青森旅行に行ってきました。とっても密度の高い旅でした。またBLOGかtumblrに記録として書きたいです。

どこを見てもみどりいろで、ほんとうにうつくしかった。
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無闇に傷つきすぎかな。じぶんにやさしくありたい5月です。
他人とのほどよい距離のとり方を、この歳になって学んでるようです。近づきすぎても傷つくし、遠くなっても肌が寒い。(むつかしい)

理想をいえば。
たくさん傷ついてもいいから、ぎゅっと抱きしめていられるくらいのつよさがあればとおもう。
でもみんながみんな、そんなにつよくはないから。わたしもそのうちの一人です。
だからといってつよくなりたいかと言われると、どうなんだろうともおもう。

千早茜さんの『透明な夜の香り』を読んでいて、とても印象的だったせりふ。
「花ってのはね、気づくと咲いてるんだ。誰より長く庭にいたってね、花が咲く瞬間はなかなか見れるもんじゃない。どんなに世話をしていたって、いつ咲くかはわからない。そういう、人の思惑通りにいかないもんなんだ。」(『透明な夜の香り』千早茜著)
waveboxありがとうございます! 返信不要のメッセージも確認いたしました。ありがとうございます○
以下、お返事です。

2023/5/8 8時台のかた
メッセージをありがとうございます! テンプレートサイトさんのおかげでかわいい仕上がりとなりまして、じぶんでもにこにこしちゃってます。しばらくは、このままで‥。
おつかれさまのお言葉もうれしかったです。ありがとうございました!畳む
サイト改装しました。元気がないっていっていた、あれは、うそです。(気がついたらこの手が勝手に‥!)
またしてもとてもすてきなテンプレートをお借りしました。ありがとうございます。ファビコンの設定はできませんでした。そのうち、そのうち‥。

はやイベントが来月なの、いまからそわそわしちゃう。

#サイトのこと
仕事したりのんびりしたりを往復しながら、ぼちぼちと生きてるきょうこのごろです。ぼちぼち、ほどよく、がわたしの性に合ってるのかもしれない。千早茜さんの『魚神』という作品で、白亜という少女が「愉しみがないってわけじゃないわ、過剰な事が人より苦手なだけ」と言うシーンがあって、とてもすきなせりふなのだけど、わたしもきっとそうなんだとおもいます。過剰は負担になる。それがどんなものでもことでも。だからなにかをすきになることがじつはけっこう苦手で。でも恋はするものじゃなく落ちるものだと江國香織さんが言ってるように、すきと思ったら落ちちゃってるんです。気がついたら。それがわたしの恋のし方。

じぶんのことを話したりなにかを書いたり、するのに、安心できる場所がインターネット上ではもうここしかなくて、声のおおきな人たちにとってわたしはさみしい人間なのかもしれないけれど、いまのこの状態がいちばん心地よいのです。遊びに来てくださるかたがいて、書いたものを見てくださって、言葉をかけてくださって、いま以上に求めるものがない。いつもありがとうございます。
インスタを見ていたらいろいろと怖くなった。インターネットは塩梅がほんとうにむつかしい。