Notebook

unnamed stories
柄丑と影菅を一つずつ、再掲しました。よろしければご覧ください。

いにしえのブログ(最古記事が2011年とかそのあたり)読み返していて、13年前のわたし、すごく、すごく生きてたなあって思っていとおしかったです。2年くらい放置しているので広告が出ちゃってますけど、ずっと残しておきたいと思った。ちょっと気が済むまで公開してみます。
水とタバコ

2007年にはじめた落乱中心の雑多な小説サイトもまだあるんですけど、17年前って考えるとびっくりですね。
忍者サーバーさん、生きててくれてありがとう。2styleさんはサービス終了しちゃったので、そっちでつくったサイトはきれいさっぱりなくなってしまいました‥ざんねん。
2013年〜2015年くらいまではまだサイトはギリギリ盛り上がってた記憶があります。それ以降はやっぱりSNSが主流になったし、わたしもツイッターpixivに移っていったなあ。
どのサービスからもきちんと恩恵を受けたし、受けてるけど、今はサイトが心地よくてたのしいです。
ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦

昨日、ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦を観てきました。感想をたたみます。
だいぶん原作から遠ざかっていたし、こんな状態で観てもよいものかしら‥と躊躇していたらいつのまにか時間が経ってしまっていた。
劇場で観ることができてほんとうによかったです。



開始即号泣でした。泣くところじゃないところで泣いてたんでかなり感極まっていたのだと思います。泣くっていうか咽び泣きだった。平日でお客さんが少なくてよかった。お化粧なんてちいとも意味がなかったです。
なんてきらっきらな純度10000%の青春なんだろう。青くて瑞々しくてなんにも混りっけなくただただ「バレーボールが大すき」の気持ちを追いかけているかれらがほんとうにまぶしくてうつくしかったです。かれらの真っすぐなまなざしや言葉にかつて心から救われてたことを鮮明に思いだした。そしてなにかを「ただ、すき」でいることがこんなにも見ている人のこころを動かすってこと。すき!と向き合う気持ちを思いださせてくれてほんとうにありがとうだった。

昔読んで・観ていたときは黒尾さん、しょうじきあんまり意識してなかったのですけど、今もうめろめろになっていてウケます。えっ いい男だな‥?
ひょうひょうとしながらも周りを鼓舞していく姿が純粋にとっても恰好よかったし、そうそうクロってこういう男でしたね! 今までの認識はなんだったんだ?
子どものころの研磨との交流がとってもいとおしかったです。高校生になるまでにふたりが紡いで築いて積み重ねてきた時間のことを思うと胸がつまりました。「土曜日空いてる?!」って訊く時の意を決した、勇気を出した黒尾さんの表情と声がなんだかたまらなかったです。高校生になった今でこそなんでも話し合えて言い合える仲だけど、こんなふうに緊張感を持って向き合ってた時期もあったんだよね。人間関係ってそうやってつくってゆくのだし、友だちになってゆくのだよね。

木兎さんの「俺たちがどのくらい強くなったか 見て」、の言葉と声にまんまとやられました。
引きたいせりふが多すぎて脳みそがパンクしそうです。ハイキュー!!作品内で交わされるキャラクタ同士の会話や、ことば選び、どれもふかく胸に刺さって未だにずっと抜けないんです。
ハイキュー!!で出てくるせりふって読み手(わたし)が、「言って欲しかった」言葉が多いなって思います。それは原作を読んでいた当時のわたしの置かれていた環境や状態によるものも多分にあるのでしょうけど、「誰かに言って欲しかった」ことばをかけて、背中をそっと押してくれたのがハイキュー!!なんでした。あと一歩ってところで戸惑っていたわたしに大丈夫!って笑ってくれたのが日向でしたし、影山でしたし、菅原さんでしたし、ハイキュー!!に登場したキャラクタみんなでした。

映画を観て、これはみんなの人生の物語だって思いました。一瞬のきらきらは過ぎ去ってしまう儚いものだけれど、確かにそこに「あった」。あったんだよなあ。ほんとうに、そこに「あった」んだよ。十代の頃のぜんぶ、またたきしたら消えちゃうくらいのものなんだ。でも「あった」事実は、ちゃんと残る。大人になっても「あった」青春はずっとだし、大人になるまでの道をふり返った時に続いているのは青春から地続きの「今」なんです。

終盤、研磨の目線で描かれる長いながいラリーのシーンはほんとうに鳥肌でした。すごすぎる。スクリーンで観られてよかったって思った瞬間の一つです。

畳む


細かいところを引いてゆくといくら書いても終わらないのでこのへんにします。
一回じゃとても足りない‥ もっと浴びたい。たぶんもう一回観に行って、またたくさん泣いてくると思います。
みんなに出会えてよかったです。ほんとうに、ありがとうです。

#ハイキュー!!
アタラクシアを更新しました。

別サイトにテクストを一つ掲載しています。
そんなつもりはなかったのにけっきょく救済のはなしになってしまいました。書いてみないとわからないもんですね。
ご興味あるかた、よろしければご覧ください。
アタラクシア - https://ucca.witchserver.jp/ooo/

各種SNSをまたすこしお休みします。

おそらく不在がちになりますがしばらくここ(サイト)でのんびりやってます。


来週の水曜日にハイキュー!!映画観に行くのでそれがほんとうに楽しみです。はやくみんなに会いたいな。
マティス 自由なフォルム

国立新美術館で開催されているマティス展に行ってきました。
歳を重ねるごとにどんどん線がシンプルになっていってる気がしました。前半部分と後半部分でタッチがぜんぜんちがうのが面白かったです。

写真は撮影可のコーナーでたくさん撮ったのですが、『葦の中の浴女』がとってもよかったです。

『葦の中の浴女』
『葦の中の浴女』


『プラタナス』
『プラタナス』

『プラタナス』、今回観た中でたぶんいちばんすき。

アンリ・マティス
アンリ・マティス


よいものをたくさん見させてもらってとっても楽しかったし充足感。
また行きたいな〜。
書きました

短い文章置き場に最終軸ばじとら(ふゆ)を書きました。よろしければご覧ください。
世界をかえるつもりはない

安藤裕子さんの「世界をかえるつもりはない」という曲を聴いて触発されてしまいました。曲はbgmであっていわゆるイメージソングではないのですが。



一虎にとって場地は一つの完璧な世界なのかなって思います。ゆえにかれ(場地)の世界を壊すこともかえることもできない、それが一虎にできるぶきような愛情表現だから。
そのいっぽうで場地とどうにかなりたいと思う気持ちも否定できなくて、そんな葛藤に一虎は傷ついているのかなとわたしは勝手に思っています。
一虎くんてすごく傷つきやすいおとこだと思ってるんですけど、実際のところどうなんでしょ。場地一虎千冬のさんにんの中でいちばん繊細で傷つきやすいのが一虎で、いちばん強いのは千冬。場地さんのことはまだよくわかんないです。といって一虎千冬を理解できてるかといったら全然なんですけど。
もうずっと試行錯誤。東リベのおとこたちはみんな意味がわからなくてかわいいですね。
うれしい
ジャンルは異なりますが、当方へのリンクを貼ってくださっているかたをお見かけして、ほんとうに、ほんとうにうれしかったです‥。
ありがとうございます。見つけてくださって。
個人サイトって「出逢う」がむつかしいので、なんらかのご縁があってここに辿り着いてくださったことがほんとうに奇蹟みたいにうれしいし、ありがたいなと思うのです。
小説のすき!ボタンやwaveboxなどを押してくださるかた、覗きに来てくださるかた、いつもありがとうございます。サイトやっててよかったなあって思います。しんそこ。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
和久井先生の新連載
始まりましたね! 本誌で1、2話を読みました。おもしろい‥!
ほんとうにたまたま、ことしの3月末に仁義なき戦いシリーズの最初の作品をはじめて観たんですけど、あの戦後の混乱の中を生き抜こうとする、当時はまだやくざじゃなかった(けれどのちにやくざとして活動する)人々の姿を登場人物たちに重ねていました。
今の日本も、戦後、という表現はとてもよくないしできないけれど、震災やコロナがあってすごく混乱してますよね。だからこそうまれた作品なのかなって勝手に思いました。
これからの展開がめちゃくちゃ楽しみです。

#願いのアストロ
最近のことをぽつぽつと。

リベ映画が気になる
今さら?!って感じですけど。すきな字書きさんの過去日記を遡って拝読していたら東リベの実写映画の感想に行きついて、非常に心を動かされました。封切りからずっとずっと気にはなっていたんですけど、あーとかうーとかもじもじしてたらタイミングを逸してずるずるとここまできてしまいました‥ 今ならなんだか観られそうな気がするというか、観なきゃいけない気持ちになっています。一虎の印象が原作とだいぶちがうみたいで気になります。血ハロを通して鑑賞し直すのは今のわたしに必要な気がする。

HQ!!映画が気になる
ゴミ捨て場の決戦も観てなくて、ハイキュー!!は映画以前に原作を1巻から読み直したい気持ちが今はあって、その後に映画をじっくり観たいな〜〜 でもそのころにはもう終わってるのでは‥? ううう 映画を先に観にゆくべきでしょうか。

ふゆとらwebオンリーに向けて書いてる
今回も展示のみになりますが、webオンリー用のふゆとらを書いてます。とてもたのしいです。
書きながらどんどん表情が変わってゆくふたりがかわいくって、いとおしいです。書かないとやっぱりわかんないもんで、ぜんぶが妄想だけど、たのしいしうれしい。
waveboxに絵文字をありがとうございます♡ いつもほんとうに元気が出ます。

ここに書くのがいつも遅くなってしまうのですが、更新しました! とらふゆです。とらふゆばっか書いてるなさいきん‥ とてもたのしい。
あとがきのページをつくりたいなと思っています。じぶんの覚書のためにも‥。
くるっぷでメモ程度に書き残してるのだけど、やっぱりサイトに繋げたくて。

今回のお話、つめたいものぜんぶつめたくて、できなかったので、後篇としてつづき?を書きたいな〜と思ってます。
そしてお遊びでコピー本をつくったりしてました。

B6サイズ、大きすぎず小さすぎず、かわいい。表紙はトレーシングペーパーをつけています。
これは自作コピー本で簡易的だけど、遊んでたらちゃんと製本したものがつくりたくなっちゃいました。
過去のものたちも、完全にじぶん用に製本してみるのもたのしいかもしれない。読みかえして反省できるように‥。

さいきんあんまりこっちに顔を出さなくて、散漫でいけない。覗きにきてくださるかたや絵文字を送ってくださるかた、ほんとうにいつもありがとうございます。
散漫なの、まあ、さみしくなっちゃってるんだろうなとは自覚してるのだけど、さみしさともね、向き合わないとねと思うし。
またちょいちょいこっちに出てきたいと思います。せっかく整えたわたしのおうち、なので。
とらふゆワンドロワンライにはじめて参加させていただきました。大幅遅刻ですが‥(すみません)
unnamed stories にも置いてみます。

(追記)書き直したい部分があったため、削除いたしました。申し訳ございません。ご覧になってくださった方、ありがとうございました。

最近は心が静かで、この状態がずっと続けばいいなと思っています。何かが一つ完結した感じがある。何が? かはよくわからないのですけど。
自分のために書きなさい、という言葉をいただいてハッとさせられた。そういえばそうだったね、わすれちゃってたな。
時にはどこにも出さないで、ただ自分のために粛々と書く時間も必要なんだとおもうよ。
少なくともわたしにはそうだった。

なんていうか、だから、ここを見つけてくれてありがとうという、その気持ちはぜったいにほんものです。